広告付き年賀はがきってご存知でしょうか?
2018年用年賀ハガキの広告主のアパホテルや軽井沢シャツの豪華な特典で一躍有名になった広告付き年賀はがき。
単年度だけでなく、継続的に広告を出されるとありがたいのですが、広告費の関係もありそのような勝手な事は言えないような状況と言うこともわかっています。
この記事は、 2019年代の広告付き年賀はがきについて書いています。
少しでも年賀はがきを安く購入したいと思っている方は、広告付き年賀はがきを利用されてはいかがでしょうか?
広告付き年賀はがきは安いだけでなく、嬉しい特典も付いてます。
広告付き年賀はがきって?
下の写真のように、
はがきの下部スペースの一部を広告主の提供する広告を掲載することで、広告主の広告費で1枚当たり5円安い価格で販売されるはがきのことです。
2019年用の年賀はがきが11月1日に販売されました。
「5円安い広告付き年賀はがき。新年のご挨拶に広告つきの年賀はがきを使う勇気がありません。」という方もいらっしゃいますが、送るほうも、もらうほうもメリットがある広告付き年がはがきなのです。
どんなメリットがあるのかを一緒に見ていきましょう。
広告付き年賀はがきは安いだけ?特典もあるのです。
広告付年賀はがきは1981年(昭和56年)から発行されています。
そういえば、いただいた年賀状の中にちらほらと混ざっていることがありました。
しかし私は、広告付きの年賀はがきは、年下の人やお友達じゃないと使えないと思っていました。
広告が印刷されている年賀状を使うのは相手に対して失礼にあたる、と正直思っていました。
広告付き年賀はがきを調べてみると、私が考えていたのと全然違っていたのです。
広告に特典がついています。
企業や自治体でデザインも主旨も違います。
QRコードが付いていて、特典が当たるものなど様々あります。
広告付き年賀状をお届けする相手の方に喜んでもらえるのではないかと、嬉しくなってきました。
この特典については、それぞれの企業によって違いますので、各企業のHPなどを参照してください。
広告付き年賀はがきは毎年発行されるのではありません。
広告付き年賀はがきの発行はスポンサーが決まってからとなりますので、毎年発行されると決まっているわけではありません。
地域や数量が限定されることや、売価が5円安いことから一部に大量購入するヘビーユーザーやさらにコレクターも存在することなどから、発売日当日に品切れになることが多く、通常の普通はがきのように郵便局でいつでも購入できるとは限らない欠点もあります。
広告付き年賀はがきの特典
広告付き年賀はがきの特典が用意されているのは、企業が広告を出している年賀はがきです。
2018年用の年賀はがきでは、アパホテルや軽井沢シャツなどの特典が話題になりました。
2019年用の年賀はがきでは、亀山ロウソクなどが特典を用意しています。
ただ、広告付き年賀はがきは、購入郵便局が限定されています。また販売枚数も限定されていますので購入予定の方は早めの購入をおすすめします。
企業のお年玉付き年賀はがき
亀山株式会社
「三重県亀山の地に創業して90余年」として五色の芯糸が人気のローソクをデザインし、亀山市がローソクの町ということを全国にアピールしています。
また、全国各地の寺社仏閣などに置いてある「カメヤマローソク」の水色のベンチがたびたびSNSなどで取り上げられることから、切手部分の下にはベンチをさりげなくデザインし、ご当地感を盛り上げています。
【購入可能郵便局】三重県津市、鈴鹿市、亀山市内の全郵便局及び郵便切手類販売所
限定枚数 50,000枚
特典
2次元バーコードを読み取りアクセスすると、カメヤマのインターネットショップでお得にお買い物ができる「お年玉クーポン」がプレゼントされます。
株式会社Jヴィレッジ
東北大震災で被災して、その後は原子力発電所事故の対応拠点として使用されていましたが、2018年7月に再開できました。
販売予定枚数は5万枚です。
メディアハウス
■販売地域等:東京都品川区・目黒区
■発行枚数:5万枚
双日新都市開発株式会社
7
■販売地域等:東京都港区
■発行枚数:10万枚
竹下製菓株式会社
■販売地域等:佐賀県
■発行枚数:20万枚
市区町村の広告付き年賀はがき
福島県飯舘村
東北大震災で被災した飯舘村は、 2018年用年賀ハガキに引き続いて2年連続の広告付き年賀はがきの発売となります。
2019年用の年賀はがきの特徴としては、飯舘村をたくさんの人に見ていただきたいという気持ちが込められています。
復興のために何ができるのかということを考えたときに、このような年賀はがきを利用してたくさんの方に飯舘村の現状を知っていただくのが、とてもいい方法だと考えます。
■販売地域等:福島県
■発行枚数:30万枚
宇都宮市
■販売地域等:栃木県宇都宮市・芳賀郡芳賀町
■発行枚数:5万枚
埼玉県熊谷市
■販売地域等:埼玉県
■発行枚数:30万枚
印西市
■販売地域等:千葉県印西市
■発行枚数:10万枚
千葉県君津市
■販売地域等:千葉県君津市
■発行枚数:5万枚
千葉県成田市
■販売地域等:千葉県成田市
■発行枚数:10万枚
市町村発行の広告付き年賀はがきは、神奈川県横浜市・三重県桑名市・大阪府泉佐野市・兵庫県淡路市・三重県桑名市・広島県神石郡神石高原町・広島県福山市等の市町村も発行しています。
協同組合等の広告付き年賀はがき
福井ブランド米推進協議会
■販売地域等:福井県
■発行枚数:10万枚
和歌山県農業協同組合連合会
■販売地域等:和歌山県
■発行枚数:30万枚
実行委員会の広告付き年賀はがき
こうふ開府500年記念事業実行委員会
■販売地域等:山梨県甲府市
■発行枚数:20万枚
瀬戸内国際芸術祭実行委員会
■販売地域等:香川県
■発行枚数:10万枚
教育機関の広告付きお年玉年賀はがき
立教大学
■販売地域等:東京都豊島区
■発行枚数:6万枚
母校がこのように広告付き年賀はがきを出すととても嬉しいものです。
ご無沙汰していた同窓生に、母校の年賀状を送ってみたらいかがですか?
松山東雲学園
■販売地域等:愛媛県松山市・伊予市・東温市・西条市・宇和島市・高知県高知市・四万十市
■発行枚数:5万枚
寄付金付絵入りはがきで心ばかりの寄付
2019年用の年賀はがきのデザインが発表されました。
干支のイノシシと初日の出を描いたデザイン。賀詞とちょっとした一言を添えて利用できる年賀葉書です。
万人受けするデザインで、いただく側も年代を選びません。
1枚につき5円が寄附金となり、社会福祉の増進や青少年の健全育成などの事業を行う団体の活動に役立てられます。
年の初めに「寄付金付絵入りはがき(郵便料額62円+寄付金5円)」を利用して、心ばかりの寄付ができるとこれから1年間気持ちよく過ごせそうで、寄付金以上のものをいただいたような気持ちになります。
広告付年賀はがき まとめ
広告付き年賀はがきのイメージがどんどん変わってきて、現在は行政の催し事やPRに広告付き年賀はがきを利用している市町村も多くなってきました。
特に、東北大震災で被災を受けた飯舘村やJヴィレッジなどの広告付き年賀はがきは、 「復興進行形」を写真で見ることができとても勇気づけられます。
特に、被災地の知り合いからこのような年賀はがきをもらうと、とても嬉しく思います。
広告付き年賀はがきは、安く買えると言うだけでなく勇気も元気も届けられる素晴らしい年賀状だと思います。
あなたも広告付き年賀はがきを利用してみませんか?