合宿免許と言うのは、 2週間くらいの短期間のうちに普通自動車運転免許を取るシステムのことです。毎日続けて講習を受けますので、前回の講習を忘れてしまったとかがありませんので、短期間で免許取ることが納得できます。
若い方などは、合宿免許先を旅行と考えて選ぶ人もいるほどです。
旅行と考えても、半月にも及ぶ事ですので不安を感じる方もいらっしゃると思います。
そこで合宿免許の入校から卒業までどのような流れになってるかをお知らせします。
合宿免許の流れ
合宿免許に予約をしたら、予約した合宿免許より決められた日にちまでに料金を支払うよう通知がきます。
入金が済んだら、合宿免許先が指定した場所に、公共交通機関を使って決められた時間までに集合します。
このときの交通費は、合宿免許の費用に含まれています。
7合宿免許先に到着したら、早速入校の手続きは行います。
その後適性検査を受けます。
普通運転免許には、視力や聴力など最低必要とされる能力がありますので、その検査も受けます。
その後第一段階に入ります。
第一段階
第一段階と言うのは、仮免許前までのことです。
第一段階では学科と技能講習を受けます。
学科講習では、試験に必ず出る信号や標識・安全確認・歩行者の保護を学びます。
合宿免許を予約する時に、オートマチック車とミッション車では料金が違ってたと思いますが、ミッション車の場合はオートマチック車よりも数時間を多く受ける必要があります。
どちらがオススメかというと、いちど免許を取って後からミッションを追加するとなると、5万ぐらい必要だと言うことです。
最初からミッション車を受講すると、 2万ぐらいの違いですので、最初からミッション車を受講することもおすすめします。
技能講習で教わるのは、これも試験に出ることが多いですが、車の乗り降りの仕方・運転姿勢
・障害物への対応・交差点の通行の仕方・カーブや曲がり角の通行・坂道の運転の仕方です。
こんなに言葉で並べると長くなりますが、どれも運転する上で最低限必要な技術です。
第一段階が終了したら、合宿免許先の教習所で移動検定試験を受けます。
技能検定に合格し、仮免許の学科試験に合格したら、仮免許証が交付されます。
第二段階
第二段階では、自動車の管理や高速道路での運転の方法、応急救護方法等について学びます。
合宿免許先の場内実技講習ではなく、教習所外の一般の道路に出ての技能講習に移ります。
第一段階では、教習所内の実技講習でしたので、対向車もほとんどなく実技技能の練習が出来たと思いますが、一般道路に出ると、自転車の飛び出しや対向車もありますので運転するのにすごく神経を使うと思います。
第二段階の技能講習では運転前の準備・交差点の通行・その時々の状況に合わせた運転の方法・歩行者の保護などを受けます。
これも規定時間の講習がありますので、この講習を終えたら卒検と言われる、最後の検定試験を受けます。
これに受かれば、卒業証明書を受け取り合宿免許先が卒業になります。
卒業後
卒業証明書を持って、住民票所在地の自動車運転免許試験場で、普通自動車運転免許の学科試験を受けます。
学科試験に合格すれば、晴れて運転免許の取得となります。