初盆って?
人がなくなったら、その年の8月が初盆だと持っていました。
ところが、いつ亡くなったかによって、その年が初盆になるのか、翌年が初盆になるのかが分かれてくるようです。
初盆について、あまりにも知らないことが多くって、初盆について調べてみました。
この記事では、
- 初盆って?
- 初盆見舞い
- 初盆見舞いの時期
について紹介します。
初盆って?
亡くなってから、初めて迎えるお盆が初盆だと思っていたのですが、実際はそうではありませんでした。
亡くなってから四十九日を済ませた後の最初のお盆のことを「初盆」または、「新盆」といいます。
わたしの父は1月5日に亡くなったので、2月22日に四十九日をすませましたので、今年が初盆になります。
四十九日がお盆の後であれば初本は翌年になります。
初盆見舞いって?
初盆に参列される方が、供養のために持ってくる香典やお供え物のことです。
地域によって、盛大に執り行うなどの決まり事もありますので、わからないときはその地域の親戚などに聞くのが一番でしょう。
親戚もあまりお付き合いがない場合は、葬儀を行った葬儀場などに聞いてみるときちんと教えてくれます。
金額については、
を参考にしてください。
初盆では何をするの?
初盆は故人の初めての、里帰りです。
故人が帰ってくるときに迷わないように、玄関に白い提灯を下げて”ここよ”と知らせています。
また、盆提灯やお仏壇にお供えをして「霊」をおもてなしします。
供え物は、故人の好きだった食べ物などもお供えしてもいいですね。
よくキュウリやナスに割りばしで足を付けた飾り物を見るのですが、あれは馬と牛に見立てた精霊馬(しょうりょううま)です。
この精霊馬で、ご先祖様が返ってくるといわれていて、家に帰ってくるときはキュウリの馬で早く帰ってきてもらい、天に帰るときはなすびの牛でゆっくり帰ってもらうという意味があります。
母が盆提灯や白提灯を購入して、それを私たち子供が払うという事で子供たちで話し合いが済んでいます。
父と一番長く生活した母の好きな提灯を選ぶことで母が納得出来たら一番いいと考えています。
初盆の時期
一般的にお盆休みといわれる時期は8月13日から8月16日です。
この間に初盆を行うところが多いです。
ところが7月15日を中心とした新盆の地域も一部であります。
同じ日本でこのように、新盆と旧盆の地域があるのはなぜでしょうか?
明治時代に改暦が行われたことで、それぞれの行事が30日遅れとなりました。
7月15日に行われていたお盆も8月15日に行われるようになりました。
そのために8月15日のお盆が一般的になってきたのです。
地方によりお盆の時期が7月13日から7月16日の新盆と8月13日から8月16日までが旧盆といわれています。
東京の一部が新盆の7月でそのほかの地域が8月の旧盆が多いようです。
初盆の服装
初盆に招かれた場合は、喪服が基本です。
冠婚葬祭で多いのが「平服でお越しください、」というように招待状に書かれていることがあります。
この平服っていったいどんな服装のことを言うのでしょうか?
喪服には、3種類あります。
正喪服・準喪服・略喪服です。
正喪服
喪主や親族などの主催者が着る格式が高い喪服
男性はモーニングコートや和装
女性はブラックフォーマルウェアや和装
準喪服
主催者側、一般参列者関わらず着ます。一般的に「喪服」といえばこの準喪服のことです。
男性はブラックスーツ
女性はブラックフォーマルウェア
略喪服
準喪服よりもカジュアルな喪服
男性はダークスーツ
女性はダークアフタヌーンウェア
平服でと言われた場合は略喪服で出かけましょう。
平服は普段着のことですが、初盆の席に普段着で出かけてはいけません。
まとめ:初盆見舞いの時期や初盆の服装について
ここまで、初盆の意味や初盆見舞いの時期などについて紹介してきました。
わたしの住まいの九州ではお盆といえばずっと8月15日だったので、新盆が7月13日からという事に驚いています。
初盆の行事や服装など、お住まいの地域によって違ってきますので、基本を知っておくのはとても大事なことですね。
いろいろ分からないことは、葬儀を執り行った葬儀場へ聞けばなんでもきちんと教えてくれます。