合宿免許で免許を取ろうと思って予約を入れようと思ったときに、
AT車の免許を取るようにするか、MT車の免許を取るようにするかで、料金が違っているのをご存知ですか?
まだ私が免許を取得したときは、免許にAT車やMT車の区別はなかったので、半クラッチの練習や坂道発進などもしてきました。
ところが現在のAT車免許の取得時は、半クラッチの練習などはなくなっています。
今日は、AT車免許とMT車免許の違いと、どうせ合宿に行くならMT車免許を取得しておくほうがおすすめの理由をお話しします。
AT車免許とMT車免許の違い
AT=オートマティック MT=マニュアルです。
- クラッチペダル
- ギア
が大きな違いです。
クラッチペダル
クラッチペダルというのはMT車だけについているものです。
MT車にはペダルが3つありますが、AT車には2つだけです。
MT車のペダルは、アクセルペダル・ブレーキペダル・クラッチペダルの3つですが、
AT車には、アクセルペダル・ブレーキぺダルの2つだけです。
ペダルの位置は3つの中で一番左側です。左側に位置するため、左足で踏むことになります。
動画がありましたので、参考にしてくださいね。
ギア
MT車にはギアというのがあって、速度に応じてギアを切り替えていきます。
AT車では、ギアをドライブに入れておけばいいのですが、MT車では速度に応じてニュートラル・ファースト・セカンド・サード・トップとギアをチェンジしていきます。
その時にさっきお話したクラッチを踏みながらギアのチェンジを行います。
速度を上げるときと速度を落とすときに必要な手順です。
このようにMT車にはAT車についていないものもありますので、操作もそれなりに違ってきます。
AT車では右足だけでいいのに、MT車では左足の操作も必要になってきます。
その分余計に、技能教習時間も増えます。
合宿免許では何が違うの?
合宿免許の予約を入れるときに「ATですか?MTですか?」と聞かれると思います。
MT車免許=普通自動車運転免許
AT車免許=普通自動車AT車限定免許です。
運転免許を取得すれば、MT車もAT車も運転できますが、普通自動車AT限定免許ならAT車しか運転できません。
ここではAT車とMT車として教習時間などの違いをお話しします。
ATとMTと合宿免許での違い
AT車のほうが運転操作がMT車に比べると簡単ですから、教習時間も短くなります。
技能時間
MT・・・・34時間
AT ・・・・32時間
料金
それぞれの合宿免許教習所によって違いますが、MT車のほうが1万5千円~2万円程度高価になると考えてください。
AT車限定免許を取得していた方が卒業後、AT限定解除(MT車の免許を取りたい場合)は、技能4時間と技能検定に合格すると教習所は卒業できます。3万円ほど料金がかかります。
自動車学校でAT車限定解除をする場合は、5万円以上かかります。お近くの自動車学校や教習所で確認してください。
AT車限定免許とMT車運転免許はどちらがいいの?
将来自動車関係の仕事をしたいと思っている人は、間違いなくMT車運転免許を所得しておきましょう。
また、自動車が好きな人もMT車運転免許を取得しておいたほうがいいでしょう。
ただ単に運転免許を持っていたいという人は、AT車限定免許で事足りると思います。というのも実際私自身も現在運転しているのはAT車です。
2011年のMT車とAT車の割合はAT車が98.5%でMT車は1.5%しかありません。
このような状況では、AT車限定でも困るということはないと思われます。
子供たちは2人ともMT車の免許を取りました。
長男は、国際免許をもっています。海外でレンタカーを借りて運転していますのでMT車の免許を取っててよかったと話していました。
まとめ
AT車限定免許かMT車運転免許かどちらが得か?という事になると、
将来どんな仕事に就きたいか、自分自身が車が好きかということで判断してもいいと思います。
母親の立場からは、男子はMT車運転免許を取っていたほうがいいかな?と思います。