合宿免許は最短の時間で免許が取得できるので、学生さんなどにはとっても人気があります。
普通運転免許は、AT車の場合は最短で14泊15日、MT車なら16泊17日で合宿免許教習所を卒業できます。
この14泊や16泊というのは、順調に教習や学科が進んだ場合のことですが、本当に合宿免許に参加する人たちが落ちこぼれることなく、卒業できているのでしょうか?
私が免許を取得した頃は、昭和54年で、約40年も前のことです。
その当時は、まだ合宿免許制度ができる前でしたので、知り合いが経営している教習所に申し込みました。
自動車学校と教習所の違いなどを全く知らないままだったので、学科も実技も試験場で受けないといけないということを知ったときは、絶対に免許を取れないと泣きそうになったことを覚えています。
とはいえ、教習所の代金はすでに支払い済みだったので、いけるとこまで行こうと思って通い始めたのです。
仮免の学科は一度で合格でしたが、仮免の実技は4回目でやっと合格しました。仮免の実技が合格すればあとは割と楽に簡単に進み、実技の路上検定も1回で合格しました。
私でも教習所に通って運転免許が取れたのです。
最短日数で合宿免許を卒業できるのは、何%?
私も子供2人を合宿免許にいかせ、そこで免許を取得しました。長男は19歳の夏休みに次男は18歳の冬休みに合宿免許に入校しました。
長男は、熊本県の水俣に、次男は大分県の津久見に行きました。
次男が学科の授業に遅れたようで、1時間の追加の講習を受けたようです。
翌日に追加の講習を受けて、予定日数+1日で卒後できました。
長男は、決まった日程で卒業しました。追加の講習も何もなかったようです。
このように、翌日に講習を受講できるといいのですが、そうでない場合は合宿免許の滞在日数が伸びてしまいます。
もともと「あまり運転に自信がない。」という人や「日程通りの休みしか取れない。」というような方は、余計に不安が募るのではないでしょうか?
しかし、合宿免許というのは、ほとんどの方が短期間で免許を取得できるようにカリキュラムを組んでいるのです。ですから、その日の学科の講習や実技が終わってからきちんと復習すれば、追加講習や追加実技ということはまず考えられません。
しかし、実技や学科の追加が必要な人も必ずいることも事実です。
最短日数で合宿免許を卒業できるのは約90%の人です。
残り10%の人が卒業延期になるのですが、実際にどのような場合に、延長になってしまうのかが分かっているなら、それを避けるようにするだけで、規定の日数で卒業できるということになるのです。
卒業延期になる理由
- 実技や学科のテストで合格できなかった時。
- 環境が違って来るので、体調不良などで、教習が予定通りに終了できない時。
- 検定試験で不合格になった時。
合宿免許は最短の日数で免許を取得できるようにカリキュラムが組まれているために、その日程についていけない場合に、日程の延長があります。
実技や学科のテストで合格できなかった時。
次男が延長になった理由は遅刻したということでした。
しかし、学科の遅れは翌日の講習に入ったり合宿免許先の教習所に相談すれば、いい解決策が見つかる場合がほとんどです。問題なのは、実技の遅れの場合は、厳しい可能性があります。
というのも、1日の実技の教習時間は決まっているのです。
最短で卒業できるカリキュラムを組んでいますので、実技の遅れは最短で卒業するには致命傷となります。
環境が違って来るので、体調不良などで、教習が予定通りに終了できない時。
合宿免許の場合は、14泊とか16泊の間は、全く環境が違う合宿免許先の教習所に入校するのですが、その環境に順応できなくって体調を壊す人がいます。
たまたまこういったことがあるかもしれませんが、生徒に原因がある場合は卒業が延長されても仕方がありません。
検定試験で不合格になった時。
入校して卒業するまでに、合格しないといけない試験は仮免の学科試験と終了の検定です。
学科試験は過去問題を繰り返す解くことで、合格しますので、何回も過去問を繰り返し勉強するようにしましょう。
実技では、
確認の動作は試験官にわかるように大げさな動作で動くことが大事なポイントです。
S字カーブは脱輪したら則終了、縦列駐車は、車がボードに接触したら則終了、坂道発進は、半クラッチがきちんとできないと測終了です。
このような点を何回も練習を繰り返しましょう。
教官に詳しく聞くと大事なポインを教えてくれると思います。
日程通りに終了して最短で免許を取得できるようにしましょう。