七草粥の人気のレシピ 炊飯器と土鍋のレシピ
一年の無病息災と招福を願い、昔から1月7日に食べられてきた“七草粥”。
鉄分豊富なセリに血圧を下げるナズナ、健胃・整腸成果が望み可能なホトケノザ、ビタミンや鉄分が多く内蔵されるスズシロなど、無病息災を願って食べられてきたというだけあって、体にいい野菜ばかりです。
そんな訳で、おいしくいただく本格的なレシピから、寝ている間に出来上がる七草粥までご解説します。
年末年始に疲れた胃腸を整えてくれる七草粥は、せっかくだからおいしく楽しみたいですね。
けれども、苦みがあったりと苦手な方も多々あるです。
七草とは、一般的にセリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロです。
このページでは
- 七草がゆの基本のレシピ
- 炊飯器で作る七草がゆのレシピ
- 土鍋で作る七草がゆのレシピ
を紹介します。
七草粥の基本のレシピ
基本中の基本のレシピです。
レシピを見るだけでおいしそうだと思えますよ。
おいしい七草粥基本のレシピ
【材料】
- ご飯…1合分
- 水…ご飯の5~6倍
- 即席和風ダシ…小さじ2分の1
- 塩…適量
- 春の七草…1パック
- ※お好みで干えびや干貝柱を入れるとおいしい
【作り方】
- 炊いたご飯に水を入れ、ひと晩寝かせる
- 七草を食べやすい大きさに切る
- ご飯を火にかけ、とろみがついたところで即席和風ダシと塩を入れて味付けをする
- 七草を入れて、ひと煮立ちさせれば出来上がり
通常2・3時間煮込むところですが、前日の夜から浸しておけば、翌日は火を通すだけでお粥になります。
干えびや干貝柱を入れると本格的な味が出せます。
干えびの使い方
干えびは、水の中でサッと洗ってごみなどを除き水けを切ります。
ボウルに干えびを入れ、干えびの約2倍の水を入れて30分~1時間おきます。
戻し汁ごと加えると、干えびのうまみをむだなく活用できます。
干貝柱の使い方
干貝柱はぬるま湯に入れて一晩おき、スープや雑炊などに使います。
七草粥のレシピは土鍋も根強い人気
土鍋でつくるお粥はふっくらと仕上がるので根強い人気があります。
土鍋でつくる七草粥の基本
- 全がゆ 米1:水5~6七分がゆ 米1:水7
- 五分がゆ 米1:水10
- 三分がゆ 米1:水15
【作り方】
- 土鍋にといだ米、水を入れて30分~1時間ぐらいおく
- その後、強火にかける
- 沸騰したら、すぐに弱火にする
- 20分~1時間ぐらい弱火で炊けばお粥のできあがり
土鍋のフタはしません。
炊いている最中はかきまぜないでください。米がつぶれてねばりがでます。
しばらく煮ると、中央に白い泡(アク)がたまってくるのですくいとります。
塩を少し入れるとお米がより柔らかくなります。
仕上げ10分ほど前に七草の大根、かぶを入れ、5分ほど前に葉物を入れるくらいが目安です。
七草粥のレシピは炊飯器で作るのが人気
お粥を炊飯器で炊く方法です。
機能がたくさんついた炊飯器が売られていますので、活用すると便利です。
お米から炊くので、本格お粥になります。
炊飯器で簡単 七草がゆ
鶏がらスープを使って簡単に作る七草がゆ
【材料 】(2~3人分)
- 米 1合
- 七草パック 1パック
- 鶏ガラスープの素 大さじ1
- 塩 小さじ1
- 水 おかゆと表示されている炊飯器のラインまで
【作り方】
- 米一合をといで七草パックはさっと水洗い
- かぶとすずしろは皮を剥いてみじん切りにする
- 洗った米を炊飯釜に入れて、おかゆのラインまで水を入れる
- 塩と鶏ガラの素を入れて炊く
- お湯の中に少量の塩と七草を入れてさっとゆでて水にさらし、絞って細かく刻む
- おかゆが炊けたらみじん切りした七草を入れてサッと混ぜて出来上がり!
炊飯器で簡単に作れるのが最大の魅力です。
鶏むね肉を使った鶏のうまみたっぷりの七草がゆ
【材料】
- 米 1合分
- 鶏ムネ肉 1枚
- 七草セット 1パック
- 塩 2つまみ
【作り方】
- お米を研ぎ、炊飯器のおかゆ1合分までお水を入れる
- 塩を入れ、軽くかき混ぜる
- 鶏ムネ肉と七草は、1センチ角以下に切り炊飯器に入れる
- おかゆモードでスイッチON
炊けたら軽く混ぜ、出来上がりです。
味は薄めでも、鶏のうまみでおいしくいただけます。
タイマー予約で作るシンプル七草がゆ
【材料】(4人分)
- お米 2合
- 七草 1パック
- お塩 お好みで少々
- 白だし醤油 お好みで適宜
【作り方】
- お米2合を「お粥」モードで炊く(お粥モードがない時は米2合で6合の水くらいで炊く)
- お粥が炊けたら刻んだ七草を入れ、塩と白だしを入れてそのまま保温
素材の味を大事にしたいなら、お塩だけでOKです。
朝は忙しいですが、これで簡単に季節の行事も堪能できます。
ごはんからお粥を作るのではなく、お米から作るので絶品です!
七草粥のレシピで人気 まとめ
いかがでしょうか?
1月7日に食べる七草がゆですが、私はその後もおかゆダイエットをやってみようかな?と考えています。
豆乳などを入れると栄養も味もよくなりますし、さらにカロリーが抑えられてダイエットに最適です。
お粥は少量でも満腹感が味わえて、さらに実際に食べているお米の量はごく少量。
あなたもおかゆでダイエットしてみませんか?