ノンケミカルの日焼け止め プチプラベスト10!
年齢を重ねても美しい肌でいるためには、年中日焼け止めを塗って紫外線対策が必要です。
ドラッグストアでも紫外線が強い時期になると、さまざまな種類の日焼止めが所狭しと並びます。
ここ数年、紫外線が強烈になり、大人だけでなく赤ちゃんも紫外線対策が必要になりました。
赤ちゃんや子供や大人の敏感肌にも使えるノンケミカルの日焼止めをプチプラで探してみました。
肌に優しい日焼け止めを探している方は参考にしてください。
ノンケミカルの日焼け止めプチプラ ベスト10
ドラッグストアやホームセンターで販売されている日焼け止めはとっても優秀です。
敏感肌の日焼止めはデパートコスメやオーガニック化粧品でしか取り扱いがなかったのですが、うれしいことにプチプラでも購入できるようになりました。
ノンケミカルで石鹸で落とせるプチプラで人気の日焼け止めを紹介します。
ドラッグストアやホームセンターで購入でき、プチプラなので気軽に試せますよ。
パックスナチュロンUVクリーム
45g SPF15/PA++
せっけんで乳化したシンプルな日焼け止め
このUVクリームは皮膚炎を起こす危険性のある紫外線吸収剤を使用せず、酸化チタンで紫外線を反射・散乱させて紫外線のダメージから肌を守ります。
紫外線を防ぐ効果と、お肌へのやさしさの両立を考えた低刺激処方。保湿成分のシアバターとカミツレエキスが肌の乾燥を防ぎます。
陽射しを防ぐだけではなく、肌をしっとりさせ、なめらかにする作用があります。
洗い流すときも強力な洗顔を必要とせず、せっけんで落とせるのも魅力的です。
スキンアクア スーパーモイスチャージェル
SPF35/PA+++ 110g
肌につけた瞬間、水のようにすーっとなじみます。ジェルなので白くならないし、ベタベタした感じが嫌いな人にはとてもおすすめです。
化粧水のようにサラサラと伸び、ベタつきも全くないので夏場はとても重宝します。ヒアルロン酸やコラーゲンでウルウルの使い心地で、紫外線対策ができます。
塗り直すたびに気持ちがいいので、塗り直しがおっくうにならず、外出の度に塗り直せます。
ニベアサン プロテクトウォータージェル
SPF50+ PA+++ 30ml
紫外線吸収剤やアルコールに敏感な肌も、安心して使えます。サラっとしてベタつき感なく、肌に負担感のないミルク。
紫外線などによる乾燥を防いで、うるおいを保ちます。
化粧下地としても使えるのがうれしいですね。
紫外線吸収剤無配合
花王| キュレル UVミルク
SPF30 PA++ 30ml
セラミドケアしながら紫外線から肌を守る、乳液タイプの軽い付け心地の日焼止め。
日焼けを防ぎながら、赤みや火照りも防ぎます。
ミルクタイプなので、さらっと肌になじみ、白残りせず、肌への負担感のないつけ心地。
紫外線吸収剤不使用で石鹸で落とせます。
ユースキン製薬│ユースキンS UVミルク
SPF25/PA++ 40g
SPF25・PA++の処方で普段使いでもレジャーでも使えます。
無香料、無着色、アルコールフリーの日焼け止めで、うるおい成分としてヒアルロン酸、アミノ酸系成分、しその葉エキスを配合しているので、乾燥から肌を守ってくれます。
落とす時には石けんで簡単に落とせる、うるおう日やけ止めミルクです。
ママバター│UVケアクリーム SPF20
45g SPF20/PA++
サバンナの恵み「シアバター」を配合した、やさしいUVケアクリーム。
紫外線吸収剤不使用のため、石けんで洗い落とすことができます。
ロート製薬│ママはぐ 日やけ止めジェル
SPF25/PA+++ 100g
「ママはぐ 日やけ止めジェル」は、うるおい成分ヨーグルトエキス配合の日焼け止めジェルです。
容器をふる手間なく、プッシュしてササッと塗れます。水のようにお肌にさっとなじみ、赤ちゃんから大人まで使えます。
ポンプタイプで使いやすく、ジェルなのでさっと肌になじんでべたつきません。
弱酸性で低刺激なので、子どもの肌にも安心して使うことができ、石けんで落とせます。
ちふれ|日やけ止め ジェル UV
SPF38・PA+++
スキンケア感覚で使える日やけ止めジェルです。
紫外線や乾燥にさらされた肌をうるおいでつつみ込みます。
とろりとしたやわらかなミルキージェルがなめらかにのびてするんと肌になじみます。
うるおうミルキージェルUV。 石けんで落とせます。
スキンピースファミリー うるおいUVジェル 80g
SPF35 PA+++
伸ばした瞬間水のようにすっとなじむので、軽いタッチで全身に塗ることができるうるおいジェルタイプの日焼止め。
香りもさっぱりして伸びもよく白浮きしない。
食べ物由来成分を主原料に、天然由来のハーブを配合。
合成香料、合成着色料、鉱物油、シリコン不使用なので、ベビー・キッズや刺激に敏感なママにおすすめです。
手作り製法シアバターと、やさいオリゴ糖が肌の肌の保湿を保ちます。
天然由来精油で作った、虫が嫌いな独自ハーブブレントで防虫効果もあります。
保湿だけでなく肌荒れも防ぐので、敏感肌でも使用できます。
洗い流すときも、クレンジングオイルや専用のソープでなくても石けんだけでキレイに落ちます。
松山油脂|M-mark 日焼け止めローション
Mマーク(M-mark) アミノ酸日焼け止め乳液 本体 70ml
SPF20・PA++
紫外線吸収剤・シリコーン無添加。分散性がよい紫外線散乱剤配合で白浮きしにくく、日焼けと日焼けによるシミ・ソバカスを防ぎます。
顔から身体まで全身に使えて石けんできれいに落とせる、さらっとした質感の乳液タイプ。お子様にも使えます。
ノンケミカルって、どんな意味?
日焼止めに使われる成分は、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2種類です。
ところが、日焼け止めの成分に、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤なんて書かれていません。わかりやすく、「ノンケミカル」「ケミカル」とパッケージに表示されています。
ノンケミカルとケミカルの違いは、紫外線吸収剤が入っているかいないかです。
- ケミカル…紫外線吸収剤が入っている
- ノンケミカル…紫外線吸収剤が入っていない
ここからは、紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の違いを見ていきます。
紫外線はいろいろな肌トラブルの原因となります。
日焼け止めの正しい知識を身に付け、家族の健康を守りましょうね。
紫外線吸収剤ってどんな働きをするの?
引用元:花王
紫外線吸収剤が配合された、ケミカルの日焼け止めは、肌表面に塗られた日焼け止めが紫外線を吸収して、肌の奥まで紫外線が届かないようにします。
紫外線を吸収した際に、「化学反応」を起こし熱を発するため、それが刺激となるからです。
紫外線吸収剤は、紫外線を防ぐ力が強いために、肌に合わないという方や刺激を感じるという人もいます。
紫外線散乱剤って、どんな働きをするの?
引用元:花王
紫外線散乱剤が配合された、ノンケミカルの日焼け止めは、肌表面に塗られた日焼け止めの紫外線散乱剤が、紫外線を跳ね返します。
紫外線吸収剤と異なり、紫外線散乱剤は化学反応を起こしません。そのため「紫外線吸収剤」を使った日焼け止めでかぶれやすい方でも、紫外線散乱剤を使用した日焼止めではかぶれにくいのです。
化学反応を起こさないので、熱を発しないために化粧崩れが起きにくく、UVカット効果が長時間続きます。紫外線散乱剤は「有機化合物」ではないため、「ノンケミカル」と表示されます。
紫外線散乱剤の成分は酸化チタンや酸化亜鉛などです。
酸化チタンはマイカなどと共に、ミネラルファンデーションに使われている成分ですね。それほど肌に優しい成分を使って紫外線を防いでいるのです。
ノンケミカルの日焼け止めの方が肌に負担が少なく、赤ちゃん用や子ども用の日焼け止めはノンケミカルになっています。
ノンケミカルの日焼け止めでも肌が弱い人や敏感肌の方は肌荒れを起こすことがありますので、必ずパッチテストをしてから使いましょう。
SPFとPVって?
日焼止めには、必ずSPF○○とPVの表示があります。
これはサンケア指数と言って2種類ある紫外線をどれだけ防げるかを数値で表したものです。
- A波と呼ばれる、UV-A (PAで表示)
- B波と呼ばれる、UV-B (SPFで表示)
紫外線A波は、シワやたるみの原因となり紫外線B波は、シミやそばかすの原因となります。
紫外線A波(UV-A)を防ぐにはPA値を、紫外線B波(UV-B)を防ぐにはSPF値を参考にします。
注意してほしいのがサンケア指数(SPF/PA)が高いとそれだけ日焼けしないと勘違いしている人が多いことです。
SPFとは?
SPF値は「シミの原因の紫外線B波を防御する継続時間を表したもの」で、日焼する時間を遅らせる事ができるだけでで、日焼けを防ぐわけではありません。
SPF1は、日焼けする時間を何もつけない状態に比べて20分~25分遅らせることができます。
SPF10であれば3~4時間、SPF30で9~10時間日焼けする時間を遅らせます。
SPF値が高いものは、その時間を継続させるだけの薬品が配合されています。
SPF値が低いものは紫外線防止時間が短く、それだけ日焼けしやすくなります。
外出の目的などで、SPF値の違う日焼け止めを使い分けると、肌への負担を減らすことが出来ます。
炎天下でのレジャーなどではSPF50、屋外での軽いスポーツなどではSPF20~30、日常生活ではSPF30以下で十分です。
SPF値が低い方日焼け止めを選び、こまめに塗りなおすほうが肌に優しいです。
PVとは?
SPF値は「たるみの原因の紫外線A波を防御効果を表す目安の数値」です。
4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が増えるにつれ、UVAに対する防御効果が高いことを表しています。
- PA++++ 極めて高い効果がある
- PA+++ 非常に効果がある
- PA++ かなり効果がある
- PA+ 効果がある
この紫外線A波は、皮膚の奥まで届く紫外線ですので、家の中でも日焼け止めが必要という事になります。
ノンケミカルの日焼け止めは石けんで落ちるの?
ノンケミカルの日焼け止めは石けんで落ちるといわれているものがほとんどです。
ところが、ケミカルの日焼け止めはクレンジングが必要になります。
最近ではケミカル(紫外線吸収剤配合)の日焼止めでも、石けんで落ちるとうたっているものもあります。パッケージをきちんと確認してノンケミカルの表示を確認しましょう。
というのも、ケミカルの日焼止めはクレンジング(合成界面活性剤)を使わないと落ちません。石けんで落としただけでは成分が肌に残ってしまいます。
肌荒れの原因となることもありますので、きちんとノンケミカルの表示を確かめて購入するようにしましょう。
ノンケミカルの日焼止めは肌にやさしいのですが、日焼け止め防止時間も短くなります。
ノンケミカルの日焼け止めの代表的な成分として、酸化チタンや酸化亜鉛などがあります。
単純に肌の上で化学反応を起こさない紫外線を跳ね返す(散乱)成分なので刺激が少ないのです。
敏感肌・乾燥肌など肌の弱い方は、この紫外線散乱剤を使用したノンケミカルの日焼け止めがおすすめです。
ノンケミカルの日焼け止めでも、必ずパッチテストを行ってから使用してください。
ケミカルとノンケミカルのメリットやデメリットをまとめてみました。
ケミカル(紫外線吸収剤) | ノンケミカル(紫外線散乱剤) | |
---|---|---|
成分 | 化学合成された成分 メトキシケイヒ酸オクチル t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン オクチルトリアゾン パラメトキシケイ皮酸2-エチルヘキシル など | 酸化チタン 酸化亜鉛 マイカ |
いい点 | 透明で白浮きしない 汗に強く、崩れにくい さらっとしてよく伸びる | 肌への負担や刺激が少ない 石けんで落ちる |
悪い点 | クレンジング(合成界面活性剤)を使わないと落ちない 肌への負担が大きい | こってり、白浮きする 肌なじみが悪い 汗に弱い |
石けんよりも肌への負担が少ないお湯で落とせる日焼け止めもあります。お湯で落とせる日焼け止めの多くは、赤ちゃん用です。
お湯で落とせる赤ちゃん用の日焼け止めを紹介していますので、参考にしてください。
お湯や石けんで落とせるもの
ノンケミカルの日焼け止めプチプラ:まとめ
ここまで、ノンケミカルの肌に優しい日焼け止めを紹介してきました。
シミやそばかすを防ぐにはSPF値をたるみを防ぐにはPV値を参考にしましょう。
紫外線吸収剤を使用していないノンケミカルの日焼止めでSPF値は20程度でPVの+が3つくらいついているものを選ぶのが一番肌が喜ぶでしょう。
日焼け止めが手番瀬ない季節になります。
プチプラでドラッグストアやホームセンターで気軽に買える日焼け止めを紹介しました。
ご自分の生活シーンに合わせてぴったりの日焼止めを選んでくださいね。