日焼け後のお手入れの方法を教えてください。
日焼け止めを塗っていたのに、日焼けしていたことってありませんか?
日焼けはきちんとしたお手入れをしないと、シミの原因となります。
シミを作らないためにも日焼の後は正しいお手入れが必要ですね。
この記事では、
- 日焼けの後すぐにするべきお手入れについて
- シミなどが残らないお手入れの方法
- 皮が剥けているときのお手入れ方法
- 日焼け後の保湿に最適な化粧品
についてお話しします。
日焼後の正しいお手入れ方法を知りたい方やシミが残らないお手入れ方法を知りたい方などが参考にしてくださるとうれしいです。
日焼け後にすぐにするべきお手入れ
日焼けの後にすぐすることは、冷やすことです。
日焼けの状態などを確認する前にとにかく冷やしましょう。
長時間、紫外線にさらされていると、長い時間をかけてじっくりと紫外線から皮膚を焼かれているのと同じことです。
日に焼けた後すぐに、赤くなったり痛みを感じるのではなく、紫外線を浴びて、5~6時間経過後に痛みを感じたりします。
だから、早く冷やしてほてりを収めるのがカギです。
というのも、レベル2の日焼なら自分で治療が難しくなるからです。
日焼けの状態を確認しましょう。
- レベル1 皮膚が赤くなってヒリヒリする。(表皮のみ)
- レベル2 赤くなり水ぶくれができる。(皮膚の中間層まで)
皮膚が赤くなってヒリヒリする状態ならば、自分でケアすることが可能です。
ほとんどの方が、レベル1の表皮のみのトラブルが多いのですが、もしあなたの日焼けがレベル2の水ぶくれができていたりするのならば、応急処置として、とにかく冷やして皮膚科を受診することをおすすめします。
日焼け後の顔の正しいお手入れの方法
日焼けした肌の正しいお手入れの順序は、
- ヒリヒリや赤くなっている肌のほてりを鎮めます。
- 保湿のお手入れを行います。
という順序で行います。
ヒリヒリが収まっていないのに、美白ケアをする人などいますが、肌を余計に刺激したり、ピリピリする可能性があります。
きちんと肌の火照りを抑えて 、肌の保湿を十分に行い日焼け前と同じような肌の状態に戻してから美白ケアをするようにしましょう。
1.肌のほてりを鎮める。
カーマインローションや、ハト麦化粧水など日焼けのお手入れに最適な化粧水をたっぷり使うようにしましょう。
冷蔵庫で冷やして使うと、よりひんやりして気持ちいいですよ。
100均で、フェイスマスクを購入してカーマインローションやハト麦化粧水でシートパックをしてみましょう。
ほてりがひどく、シートパックがすぐに乾く場合は、熱が引くまで何回か繰り返しましょう。
メイクしている場合などは、肌のうえから、カーマインローションなどは塗れませんので、保冷材などをガーゼハンカチに包んで、肌を冷やすようにしましょう。
ガーゼ以外にも手ぬぐいが薄くて、冷たさをすぐに皮膚に届けることができるので、手ぬぐいがあるといろいろと便利です。
熱さまシートや冷えピタなどは、皮膚にくっつくので使い勝手が非常にいいです。
また凹凸のある部分にもぴったりフィットしてくれますので、日焼け後の肌の熱を取るのには大変便利なグッズです。
お顔の日焼ではめったにないことですが、顔が赤くなってヒリヒリが収まらないときなどは火傷用の塗り薬を塗るのもおススメです。
火傷用の塗り薬をヒリヒリしている部分に薄~~く塗り、その上から冷たいタオルなどを当てるとより効果的です。
自宅にオロナイン軟膏などや馬油がある場合はそれを使うことをおすすめします。
2.保湿をする。
ヒリヒリが収まった肌は、紫外線と皮膚の炎症で水分がなくなって、カサカサに乾燥した状態になっています。
日焼け後は肌が敏感になっていますので、普段使っているスキンケア製品では肌に刺激的かもしれません。敏感肌用のスキンケアで保湿成分たっぷりのものを使うようにしましょう。
- 保湿効果の高い化粧品を使用しましょう。
- ローションパックやシートパックなどでお肌を保湿しましょう。
- 肌の水分蒸発を防ぎましょう。
- 頭皮もきちんとケアをしましょう。
以上を守ってみてください。
肌の状態はとてもよくなります。
保湿効果の高い化粧水を使用しましょう。
肌のほてりが収まったら、次は保湿対策です。
保湿の決め手はセラミド配合の化粧品です。
セラミド配合の化粧品で充分な潤いを肌に与えましょう。
特に、保水力にすぐれているのが、セラミド1・2・3です。
このいずれかが配合されている化粧品を選んでくださいね。
セラミド配合の化粧品で肌が潤ってきたら当然皮も剥けなくなってきます。それだけ肌がしっとりしてきたという事になります。
乾燥が気にならなくなったら、肌も落ち着き、ふっくらしているように感じるはず。
保湿を徹底すれば日焼け後の対策だけでなく、ターンオーバーも正常に戻り、シミのもとのメラニンの沈着も抑えることができます。
まさに、日焼け後のお手入れをしながらエイジング対策もできるのです。
うるおいと保つためには「セラミド」が重要なんです。
ヒト型セラミドが配合されている化粧品を紹介します。
トライアルで試せるので使ってみてください。
いろいろ試してみて、あなたの肌に合う保湿ケアを見つけてくださいね。
小林製薬 ヒフミド
ヒフミドは3種類ものヒト型セラミドを高配合しているのが特徴です。
配合されているセラミドがお肌に優しくしっかり浸透し、保湿してくれます。
弾力とハリのある肌へと導いてくれるので、みずみずしくやわらかな肌になれますよ。
日焼け後の乾燥だけでなく、ターンオーバーが滞り、なんだか顔色がくすんできた…と気にしている方にもおすすめなんです。
ヒフミドエッセンスローション
エッセンスローションはエタノール不使用で敏感肌の方も安心して使用できる保湿化粧水です。
セラミドは、もともと私たちの肌に存在しているセラミドと同じ構造をしているので、とっても肌なじみがよく他のセラミドに比べて保水力が3倍もあります。
とろみのあるテクスチャーで、肌に浸透した後の肌のむっちりもちもち感には驚きです!!
ヒフミドエッセンスクリーム
とっても伸びがいいエッセンスクリームは、軽めのテクスチャーできらりとパールがかったようです。
全くべたべた感がなく、さすがにセラミド4%以上配合されているだけあって、しっとりとしたハリが出てきたように感じます。
日焼けで乾燥している部分に重ね付けしていたら、より潤ったように感じました。
ローションパックやシートパックなどでお肌を保湿しましょう。
セラミドが配合されている化粧水で、ローションパックやシートパックなどをするとお肌に水分が行き渡ります。
肌に化粧水の水分を十分に届けたいと思ってシートが乾燥するまで肌に載せておくことはNGです。
乾燥したシートが肌の水分をシートがとってしまい、余計に乾燥してしまいます。
保湿目的のシートパックは10分程度が最適です。
肌の水分蒸発を防ぐようにしましょう。
部分的なケアや保湿対策が一通り終わった段階では、まだお肌が熱を持っている状態です。
ですから水分の蒸発も早く、よりお肌は水分を欲しがっています。
充分にお肌に水分を補給した後に、セラミド配合の乳液やクリームなどで水分の蒸発を防ぎましょう。
乳液やクリームを塗った後でも、肌が熱っぽいと感じた時は冷やし続けて肌の熱さを取るようにしましょう。
シミが残らないお手入れの方法
シミが残らないようにするには、色のついたメラニンを色素沈着させないためにターンオーバーのサイクルを早くすることがポイントです。
といっても、日焼後の肌にピーリングなどは刺激が強すぎますので、とりあえず保湿対策を徹底することと体の中から美白対策をしましょう。
体の中の日焼け対策
体の外側からのお手入れだけでなく、体の内側からも皮膚再生のための食事をとりましょう。
皮膚の再生のために良い食べ物は、
- ビタミンC・・・赤ピーマン、アセロラ、ケール
- ビタミンA・・・鶏・豚レバー、うなぎ、乳製品
- ビタミンE・・・アーモンド、大豆類、胚芽油
- 亜鉛・・・・・牡蠣、あわび、切干大根
- コラーゲン・・豚足、鶏の皮、手羽先
- ビタミンB2・B6
などがあります。
これらの栄養を一度に取ることはなかなか難しいのが実情です。
日焼け後の肌回復を急ぎたい場合は、サプリメントで補うようにしましょう。
ドラッグストアなどで気軽に手に入るサプリメントの中でもハイチオールCはお勧めです。
皮が剥けているときのお手入れ方法
皮は剥かずに、保湿を徹底しましょう。
顔の皮もからだも、皮が剥けているときは無理にはがさずに、保湿対策を徹底しましょう。
かゆくなりますが、我慢です。
保湿対策を徹底すると、ターンオーバーも活性化します。
ターンオーバーについては、
ターンオーバーの乱れを整える方法|おすすめのスキンケアと使い方
を参考にしてください。
日焼け後のお手入れの方法:まとめ
ここまで、日焼け後のお手入れ方法とセラミドが配合されたスキンケアを紹介してきました。
日焼け後の肌は紫外線で肌がバリバリに乾燥しています。
日焼け後のお手入れのポイントは
- 冷やす。
- 保湿する。
- 痛みがとれなかったり水膨れになった場合は迷わず病院へ。
日焼けはとても強い刺激です。
というのも、老化の原因は紫外線だからです。日に焼けたら正しい日焼け後のお手入れでシミが残らないように保湿ケアを徹底しましょうね。