夏よりも冬のほうが太るって思いませんか?
冬はクリスマスやおせち料理など、おいしいものと接する機会も多くなり、また鍋やら、ラーメンが寒い体と心を温めてくれ、さらにおいしくなって、ますます体重が増えてしまいます。
若いころは、夏になる前にダイエットしなくちゃと思っただけで5キロくらいすぐに痩せていたのですが、年のせいでしょうか、痩せなくっちゃと毎年毎年思っていても一向に体重が減る気配がありません。
これから冬に向けて、しっかり体重管理をしていかないと、春になるとまた洋服が入らなくなったという事になってしまいます。
「この一口がブタになる。」と思いながらも気がつけば太って春を迎えています。
このページでは、冬太りの原因と冬太りの予防と対策をお話しします。
来年の春はスッキリした体で迎えたいですね?
冬のほうが痩せやすい?
「冬は夏より太りやすい」って、本当でしょうか?
私は、夏より冬の方が太りやすいと思います。
というのも、年末年始には飲み会が増え、美味しい食べ物もたくさん食べるからです。そうすると、自然と太ってしまいます。
実のところ、飲んだり食べたりする機会が多くなることで、食べ過ぎが原因で太っているのです。
太るのは、摂取カロリーが消費カロリーよりも多いことです。
食べた分を消費するように、運動などもすればいいのですが寒いと動きたくなくなるので、運動不足になります。
食べ過ぎと動きたくないが重なると、そのまま太り続けてしまいます。
実は、冬は基礎代謝が夏より上がるので、普段から運動をしている人はさらにエネルギー代謝が上がって痩せやすい身体になります。
だから、冬はダイエットのチャンスなのです!
冬に太りやすい理由と夏に痩せやすい理由。
父に太りやすい理由と夏に痩せやすい理由をあげてみました。
じっと胸見比べてみると、面白い結果が分かったのです。
冬に太りやすい理由
- 寒くて動きたくない。
- クリスマス、忘年会、お正月、新年会などの食事のイベントが多い。
- 体そのものが寒さに備えるため、脂肪を蓄積しやすい
- 厚着になるために、ボディーラインに対する緊張感がない。
- 汗をかくチャンスがない。
- ウィンタースポーツは気軽にできない。(スキーやスケート)
夏に痩せやすい理由
- 暑さで食欲が落ちる。
- こってりしたものよりさっぱりしたもののほうが美味しい。
- 活動しやすく、活動時間が長くなる。
- ショートパンツなど体の露出が多くなる。
- 1日中汗をかいている。
- 気軽に出来るサマースポーツが多い。(プールなど)
冬に太りやすい理由と楽に痩せやすい理由を見比べてみると、冬に太りやすい理由は外から与えられる原因の方が多いのです。
だって、クリスマス・忘年会・年末年始・新年会など、まるで太ってくださいと言わんばかりに行事が続いてしまいますから。
忘年会や新年会など飲み会が続く時は、太りにくいお酒を飲むなど工夫をしましょう。
冬太りの予防と対策
- 体を温める
- 体を動かして代謝をアップさせる
- 代謝を上げるたべものをとる
- お風呂にゆっくり浸かる
- 厚着のし過ぎや暖房のかけすぎ
- 食べる量を減らす
体を温める
体を温めるには、生姜を食べましょうとよく言われます。
私の行きつけのクリニックでは、体を温めるために人参湯を処方されます。体を温めることで代謝も良くなり、体のあらゆる不調が改善できるといいます。
体が冷えないように、首筋や足元、腰回りなど暖かく保つようにしましょう。
私は、朝起きてすぐ人参湯をお湯で溶かして飲んでいます。
すぐには効果は現れませんが、飲み続けることでいつの間にか便秘が解消されてきました。
体を動かして代謝をアップさせる
冷えは代謝を下げますが、夏よりも冬の方が基礎代謝が上がっているのです。
と言うのは、冬の寒さに耐えるために、体は代謝を上げています。ですから、いつもと同じウォーキングをしても、冬の方がより効果が期待できるのです。
また運動を続けていくことで、筋肉が付きやすくなります。
するとますます基礎代謝が上がっていきます。それだけ痩せやすい体になっていくのです。
代謝をアップさせる食べ物を取る
生姜や唐辛子などを発汗作用のあるものを食べ、体の中から温めるようにしましょう。体を温める食材も撮れば脂肪の燃焼効果が促されます。
代謝を上げやすくダイエットに効果的なのはマグネシウムを含む食品です。
具体的に言うと、納豆やほうれん草お豆腐などです。牛乳もマグネシウムを多く含みます。
参照元:糖尿病ネットワーク
お風呂にゆっくり浸かる
外が寒いので温かい湯舟に浸かりたい気持ちはわかりますが、身体にとっては「ちょっとぬるいな」くらいのぬるま湯がベスト。
熱いお風呂にちょっと浸かるよりも、ぬるいお風呂に長く浸かるほうが代謝アップにつながります。
また、足湯もお勧めです♪
むくみが取れますし、むくみから来る冷えの予防にもなります。冷えは脂肪を呼びますから。
厚着や暖房のかけ過ぎ
冬はついつい、厚着や暖房のかけすぎになりがちです。
暖房をかけすぎて、薄着でも動きやすい状態がベストと思う人もいるかもしれませんが、冬太り対策には暖房のかけすぎはNGです。
せっかく基礎代謝が上がっている、寒い冬ですが、厚着をしすぎたり、暖房のかけ過ぎで体を温めると脂肪燃焼効果低下してしまいます。
ちょっと寒いかな?と感じる程度が最適です。(風邪を引かないように。)
食べる量を減らす
動物の習性として、夏よりも冬の方が食欲が増します。それは、寒さに備えて脂肪を溜め込もうとするからです。
人間にもその反応が備わっているのではないかと考えられています。
少しだけ食べる量を減らすように意識してみませんか?
それと、食事を食べる順番を少し変えてみましょう。
血糖値対策としてよく言われていることですが、
汁物を食べる。
↓
野菜など食物繊維を食べる。
↓
タンパク質を食べる。
↓
最後に炭水化物を食べる。
とこのようにすると、炭水化物を食べる前にお腹がいっぱいになり自然と食事の量が少なくなります。
むやみに食事を減らすと逆にため込もうとする働きが強くなり太ります。(リバウンド)
冬太りの予防と対策には、若干の食事制限と、運動を組み合わせるのがベストです。
運動によるダイエット効果で得られるものは、体重の減少だけではありません。
運動習慣があるだけで、体の中はものすごく健康になります。
食事制限だけのダイエットでは得ることができないものが、運動することによって手に入ります。
寒い中で身体を動かして体温を上げる努力をすると、寒くないときにそうするよりも多くのカロリーを消費します。
だから寒い中のウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は減量にとっても効果的なのです。
そして、暖かい食事等で体温をアップさせると基礎代謝がアップして痩せます。
体温が低いと基礎代謝も低いので痩せません。
大事なのは食習慣の改善です。
一生続けられる無理のない食習慣を身につけたら、絶対に痩せます。
冬太り撃退 おすすめの食事習慣
- 必ずマグネシウムが含まれている食事をとる。
- お魚中心の食事にする。
- 肉は食べてもよいが野菜を付け合せる。
冬太りしやすい人は、夜は炭水化物を食べない、食事の前に必ず酢の物を1品食べるなど自分なりのルールを決めましょう。
ルールを決めたら簡単に諦めずに、体重が減り始めるまで続けましょう。体重が減り始めたら、体重計に乗るなどして毎日記録をとりましょう。
冬太り撃退 おすすめの軽い運動
ラジオ体操
室内で出来る簡単な有酸素運動は、ラジオ体操をおすすめします。
ラジオ体操は知らない人がいないほど有名な有酸素運動です。
- 最も有名で、効果的な有酸素運動(1曲3分強)
- ラジオ体操第一と第二合わせた消費カロリーは25~30kcal
- 全身の400の筋肉をすべて動かせる画期的な動き
- 男性なら5回(15分)、女性なら3回(10分)で一日の最低運動量を満たせる
- 肩こりや腰痛、冷え、便秘、姿勢などが改善される
毎朝、 NHKEテレで6時25分から6時35分まで放送されています。
みんなの体操と題して、指の運動や首の運動などを最初に行い、その後ラジオ体操を行います。テレビをみながら一緒に行うと生活習慣や運動集会などにも効果的です。
毎日やれば間違いなく効果があるので、寒いウォーキングやジョギングが無理な方は、室内でラジオ体操に取り組んでみてください。
冬太りの予防、解消になり、それと同時に健康的な体も手に入れることができます。
ももあげ運動
運動不足解消に効果的です。体幹トレーニングにもなり姿勢が良くなります。
ももを交互に高くあげるだけで、腕を振るとなお効果的です。100回から200回程度で汗ばむぐらいにやりましょう。
テレビを見ながらできます。
冬に太る人のための簡単な撃退方法 まとめ
冬になるとカニや鮭など美味しいものが増えて、ついつい食べ過ぎてしまいます。
そのうえ、クリスマスや忘年会、年末年始は飲み食いの機会が増えるから要注意!
寒くなると、体を動かすのが億劫になり、外出の機会も減りますから活動量も減り、結果的には体重が増えることに・・・。
日常的に、有酸素運動を生活の中に取り入れるようにしましょう。一冬有酸素運動運動を継続できれば、来年の春はすっきりした体で迎えることができます。
冬太りの要注意ポイントはポイントはクリスマスと年末年始です!
この時に、意識して食べ過ぎないようにすれば、まず冬太りはしません。
太るのは食べ過ぎが原因だと頭の中に叩き込み、ほんのちょっとの食事制限と有酸素運動を続けることで、冬太りとは縁のないようにしてみませんか?