出産後の体型が崩れて悩んでいませんか?
同じ様に出産しても、体型が崩れたままの人と、以前の体型に簡単に戻る人がいます。
一体何が違ってこんなにも差が出るのでしょうか?
この記事では、
- 出産後の体型崩れ どの部分が崩れて悩んでいるの?
- 体型が崩れなかった人がやっていたこと
- 体型を戻すには?
について解説します。
産後の体型崩れで悩んでいる方は参考にしてくださいね。
出産後の体型崩れ どの部分が崩れて悩んでいるの?
出産直後に驚いたことは、 伸びきったお腹の皮のたるみです。
今まで赤ちゃんが入って、 パンパンに膨らんでいた お腹が、 皮が一枚 垂れ下がっているような状態なのです。
すごいショックを受けました。
そしてこの たるんだお腹の皮をどうにか 元に戻さないといけないと 考えるようになりました。
出産後は、 妊娠中よりも体型の変化に驚きます。
妊娠中は10ヶ月かけて赤ちゃんを育ててきたのが、 出産してしまうと 伸びきったお腹の皮や これでもかと 贅肉のついたお尻 などにあぜんとしてしまいます。
産後のママ達は、 自分の体型が どの部分が崩れたと思っているのでしょうか?
体型が崩れたのはどの部分?
産後の体形が崩れたと思っている部位が
- お腹や腰回り
- お尻
- 胸
です。
お腹や腰回り
これら中でもとくにお腹は、出産直後と産後の3か月頃とでは悩みが違ってきます。
出産直後では、タルンとしたお腹の皮です。
赤ちゃんの成長に合わせておなかの皮が伸び切ってしまっていたので、出産で青の皮がそのまま残ってしまったのです。
本当に情けないくらいにタルンタルンとしています。
ところが、出産後3か月くらいになると、その伸び切った皮の中にちょうどいいように脂肪がついてくるのです。
お腹や腰回りに立派な肉布団がついてしまいます。
お尻
お尻が大きくなるのは、妊娠中のお腹の中の赤ちゃんをしっかり守るためです。
体型の変化が一番大きいのはおなかですので、おなかに目がいきがちですが、お尻もしっかり大きくなっています。
産後1か月をめどに、矯正ガードルなどで体型をもとにもどしていくようにしましょう。
胸
妊娠中や授乳中は女性ホルモンの影響で 小さかったのでも驚くように大きくなります。
乳首の色や乳輪の色も黒ずんできます。
しかし、 断乳するとあれだけ大きかった胸がまるでなかったかのように萎んでしまいます。
また、 乳房の上の張りもなくなり、垂れてしまいます。
このように、 産後の体型の変化を感じる部位は、おなか、お尻、胸です。
産後の体型の崩れを元に戻す勝負の時期は産後1か月から半年までの間です。
この時期をどのように過ごすかで 体型が元に戻るかどうかが決まります。
体型が崩れなかった人がやっていたこと
わたしは、出産後いつの間にか 体型が元に戻っていました。
というのも、喫茶店を経営していましたので朝8時から夜8時までずっと働いていました。一日1万歩以上 店の中をあちこちと動き回っていたのです。
これが運動になったのでしょう、 出産後半年もたたないうちに元の体重に戻っていました。
私はたまたま自分の店でしたので、 赤ちゃんを連れて行くことができたのです。
出産したママ達の働く環境が良くなってきたとは言っても、 産後3ヶ月未満の赤ちゃんを 連れて行っていいという職場は まだまだ少ないと思います。
保育園の問題などママの努力ではどうしようもないような問題もたくさんあるからです。
たまたま私の場合は、仕事のできる環境が整っていたということです。
それでは体型が崩れなかった他のお母さん達はどのようにしていたのでしょうか?
次の5つのことを実行していたのです。
- 体操
- 生活習慣
- 母乳
- 骨盤ベルトや骨盤矯正ガードル
- 体重の増加は8 kg までに抑えていた
ひとつづつ解説します。
体操
体型が崩れなかった ママの多くが、 赤ちゃんと一緒にできるエクササイズを していました。
赤ちゃんと一緒にできる出産後のエクササイズは、 産婦人科医院で行なっている場合がありますので、 産婦人科に問い合わせてください。
産後1ヶ月健診が終わり、 そろそろ 元の生活に戻っていいですよ と言われたら、 少しずつ体を動かしていきましょう。
有酸素運動や体幹を鍛えるエクササイズがおすすめです。
生活習慣
体型を元に戻すには、 規則正しい食生活と運動が ポイントになります。
母乳をあげてるママは、 しっかり栄養を取りながら 体型を戻すことを考えないといけません。
食事のポイント
- 白米
- 根菜
- 肉や魚
- 水分
上に書いたものを上手にとれるのが、和食です。
白米には、 ビタミン C も含まれていて パンなどに比べて糖質が少ないのが ポイントです。
根菜類は 血流を良くし 産後の体を温めてくれます。
また母乳の分泌 も良くしてくれます。
根菜類は、夏は かぼちゃ 冬は、大根が旬です。 また にんじんや じゃがいも などは一年中 手に入りますので 食事に取り入れてください。
体の巡りをサポートする 海藻は大豆類も忘れないように取りましょう。
肉や魚は、 糖分の少ないものを選びましょう。
鶏胸肉やささみなどがお勧めです。お魚については白身魚を選ぶようにしましょう。
水分を取る事は体にとって大切なことです。
私たち日本人は、朝はお味噌汁を飲む習慣があります。スープなども積極的に利用するようにしましょう。
鍋料理は、お肉やお魚、野菜など多く取り入れることができますので、いろいろメニューを変えて楽しむようにしましょう。
母乳
母乳を与えると体重が減少します。
いちにちに約500キロカロリーを消費すると言われています。
ただ、母乳を与えることで、お腹はすきますので、その分を栄養を補給する必要があります。
産後半年の間は、母乳で赤ちゃんを育てると体重がどんどん減って出産前よりも減ることもあります。
赤ちゃんが母乳だけの時はまだ良いのですが、離乳食がすすみ、赤ちゃんが飲む母乳の量が少なくなると、今までと同じように食べていたらしっかりお肉が付いてしまいます。
体重を増やさないためには、離乳食を始めると同時にママの食事も、見直す必要があります。
骨盤ベルトや骨盤矯正ガードル
産婦人科医の先生も 骨盤ベルトやガードルを着用することも推奨されています。
出産後すぐに、骨盤ベルトを着用し、産後1ヶ月検診で異常がなかったら、骨盤を矯正するガードルを着用するようにしましょう。
「産後のエクササイズ」や「骨盤ベルトの着用」を検討する際は、必ず産婦人科の主治医に確認をとってから開始するようにしましょう。
体重の増加は10kg までに抑えて!
妊娠中の体重の創価は 当然ですが、できるだけ増やさないようにしましょう。
bestは、8キロ以下ですが、増えても10キロ以下に抑えるようにしましょう。
体重が増えすぎると妊娠中毒症などの合併症などを併発することがあるのです。
赤ちゃんにも影響がありますので、体重の増加には注意が必要です。
また、産後に体重を落とすことなどが、結構難しく感じるからです。
というのも、出産して減る体重は、3キロから5キロ以下という方が、約40%の人が回答しています。
私事ですが、出産した赤ちゃんの体重分も減っていなかったことに愕然としたことを今でも覚えています。
このように、出産しても思ったほど体重は減少しないという事になると、最少から体重の増加を抑えるというのは産後のことを考えると効果的な方法のひとつです。
まとめ:産後の体型崩れ、戻ってますか?
ここまで、産後の体型が崩れるのはどうしてか?
産後に体型が戻った人たちがしてきた事はどのようなことをしてきたのか、ということについてお話ししてきました。
ポイントは、
- 母乳を与えること。
- 出産直後から骨盤ベルトを使用する。
- 栄養のある食事と運動を併用する。
です。
栄養のある食事と運動をするということは、産後だけでなく日常生活を送る上で健康の源となることです。
何をするにも、健康は体の基本となります。