下町ロケット
気になるドラマです。
今回は10月14日に放送され第1話の感想をお話しします。
また、下町ロケットがなぜ人気なのかを私なりに考えてみました。
今回はロケット事業を帝国重工が継続しなくなるので新たな事業を農機具のコンプレッサーに決めて、業界大手の大森バルブとのコンペに勝利を収めたというあらすじでした。
なぜこんなに下町ロケット話題になるのか?
- 佃製作所が中小企業であること
- いいものを作っていれば必ず認められると信じていること
- 競合の相手が業界最大手の企業で、忖度が大好きな人たちが多いこと
ではないかと思います。
他にも
- 社長の夢を従業員が共有していること
- 成果が出ないときにはなぜこれをやらなければならないのかという原点に返る
ことなども上げられると思います。
佃製作所が中小企業であること
大企業から低く見られている中小企業が、最終的に大企業を技術力で負かしてしまうことが私たち視聴者気持ちをスッキリさせてくれます。
弱いものをひいき目に見るという心理を上手に利用していますね。
それと、コンペの相手の大森バルブの横柄な態度など、自分は大企業だと頭っから上から見下ろしの態度をとっているのが、このやろ~~と思わせるのです。
いいものを作っていれば必ず認められると信じていること
数字はうそをつかないとドラマの中で言われるセリフです。
いいものを作っていればわかります。
第1話では、イモトアヤコ扮するギアゴーストの中島裕副社長が佃製作所のコンぺの製品を見て驚愕する場面があります。
数字はうそをつかないのでいい値を出していたのは大森バルブの製品だったのが、コンペの条件である全てを満たしていたのは佃製作所の製品だと認識するのです。
相手のニーズをくみ取っての数字が重要だよということを教えてくれています。
競合の相手が業界最大手の企業で、忖度が大好きな人たちが多いこと
これこそドラマの醍醐味ですね!!
ここ数年の官僚の質の低下、国会議員の質の低下など、権力を持った人たちがしてはならないことを平気でしています。
私たち国民は、辟易してそれを見ています。
こういうような背景と重なり合って、大企業の横柄な態度に反感を抱いてしまいます。
今回は大森バルブの辰野部長(六角精児さん)の態度に、さすが役者さんと感心してしまいます。
このようなことで、下町ロケットは人気を博していくのです。
それと陸王で話題になった竹内涼真さんは、下町ロケットに第1話から出演していたんですね?
ガウディの時に開発を任されていたのが、陸王で大ブレイクをしました。
でも、大企業と佃製作所の差を大きく演出しすぎではないかと常々感じています。
帝国重工もすごい従業員の数ですが、大森バルブもそうです。
それに対して佃製作所の開発チームはたったの3人です。現実味がないよねとかんじていますが、皆さんはいかがですか?